★不登校・ひきこもりの為の社会適応施設「フリースクール自活館」

元気先生の不登校相談室
不登校や引きこもりの相談を受け続けて25年が過ぎます。
悩みを抱えている人たちに、親子がつくる第二の「イヤの壁」を越えるためのお手伝いとして、カウンセリングの代わりの相談室です。

つつきすぎて子どもを壊す

蒸し暑い季節がやってきました。

体が弱い子たちや、エネルギー分配が下手な子たちは、学校生活がた〜いへん!

不登校になったときに、子どもに、質問の嵐、
あれはどう?、これはどう?と、次々と提案。

つつきまわすと、どんどんこわれていく・・・・

すでに、「何かある」から学校に行けなくなっているのです。

ですから、それ以上にこわさないで下さ〜〜〜い!

なおすのはものすごく時間がかかるけれど、壊すのは一瞬。

重要なことは、原因が何かを早く見つけてあげることです。
それには、プロの目が必要ですね。

「この人の言うことを聞いたら、きっと子どもは動き出す」
と信じて進める、頼りとする人を見つけるのが、親ができる子どもへの最大の応援じゃないかと思います。

自分の目を信じて、探して下さい。

 

生きたお金に!アルバイト代の使い途

新学期の数日、長年のお付き合いがあるお店から、ヘルプの声がかかりました。

文具を運ぶのを手伝ってくれということで、

日頃つけた体力をいかして、自活館の生徒たちをご指名。4人が参加しました。

ノートの箱を抱えて、一階から三階まで運びます。

紙って、束になると、重いんですよね。

そのアルバイトが終わって、もらった給料ですが、

ぜひ、みんなと分かち合いたい

ということになりました。

すごいですね、人に振る舞えるなんて、家族をもてる第一歩です。

ちょうど、写真を整理していて、花鳥園に行ったときの写真がでてきました。

ちびっ子だったのが、立派になって、「こんなに変わるんだね」。

ラーメンを食べに行ったとしても、記憶に残らない。

それを見て、「心に残る、あのときに、行ったね、そういえば、○○がいたね、こんな写真撮ったね」と言えるような事の方が良い。

「生きたお金の使い方をしよう!」となりまして、

アルバイト代に足りない分は先生がプラスしてくれて、花鳥園に行くことになりました。

みんなから、ありがと〜〜〜〜〜。と言われて、ちょっと鼻高々。

労働の成果が、ありがとう。

そして、たくさんの写真にかわりました。

アルバイトを通して、ダメ出しされたこともあるし、合格をもらったこともある。

しかし、経験したことで、大きな学びが得られました。

お金もらうって、楽じゃないな・・・と分かったのも、良い経験。

外の風を感じて、少し立派になったかな。

気持ちよく、「みんなで」という心に育ったことが、何よりも成長を感じ、とても嬉しかったです。

掛川花鳥園へおでかけ(元気学園のブログ)

 

 

器用になるのも、仕事きっちりも、自分を助けれくれるよ

せんせー、僕も作り上げましたよ。

と見せてくれたのが、こちらのコーナー棚。

部屋の角に置くとぴったり。

ちょっとした収納に便利なんですよね。

ここの角をぴったり合わせるのが難しかったとのことですが、

上手にできています。

拍手!

こうして、一つずつ、きちんと最後まで仕上げるという練習。

それが、将来の「仕事きっちり」につながる道です。

器用になるのは、一生自分を助けてくれること。

仕事きっちりの精神も、一生助けてくれる。

よかったね。

お姉さんbeauty革命

お姉さんチームの、ビューティー講座。
年齢相応のおしゃれも必要。社会性アップとなります。

洋服を一新して、トータルコーディネートしました。
ボトムス、トップス、ブルゾン、コート、かばん、靴と、すべて、組み合わせて、1週間コーデOK。
お化粧は、顔色がよく見えるように薄化粧。

自分が他人からどう見えるか?
を良い意味でとらえて、改善していく。

大変身で、さらに清楚で可愛くなりました。

年下の子たちが、「お姉さん革命ですね(ニヤッ)」。

その通り!、
お姉ちゃんは、希望の星。
自分もああなりたいなぁ〜って、妹たちに思わせるのです!

秘書検定合格おめでとう!

秘書検定の合格証が届きました。

全員、合格でした!!

しかも、W合格。

初挑戦で、3級も2級も受かっちゃったのです。

試験前は、動揺をしていたり、

試験後は、ダメだったと涙が出たり

したけれど、おめでとう!!!

自分を試される経験に慣れていくといいですね。

先生との相性もぴったりで、学習もスムーズ。

試験勉強の方法を学びました。

大きな自信になりますね。

履歴書にも書けるしね。

よかった、よかった、おめでとう!

朝起きられないのは怠けじゃなくて体

朝起きれない・・・

ファミリークリニックの先生が検査をしてくれて、

「そりゃそうでしょ」

怠けじゃなくて、体。

まず、体を元気にしてみて、

体がなおっても、朝起きないのが怠けなのです。

体を直すのに、寮生活は最適です。

体を直すには、適度に動くのが重要でして、座りっぱなしの勉強は、体には良くない。

そこで、作業療法。

モノづくりをしながら、脳を働かせて、体も健康にしていく。

一石二鳥のこの方法で、元気になっていくんだなぁ〜〜。

初級コースは、本棚づくり。

いろんな道具を使ってみるのは楽しみ。

同時に、指先を器用になるという特典までついてきます。

寮にいても違和感がないのは、良い性格だからでしょうか。

おかげで、みんなとも馴染んでいます。

不登校と新型うつ病はとても似ている

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従来のうつ病とは違う、新型うつ病や非定型うつ病というのがでてきて、その患者さんの様子を聞くと、まるで、不登校みたい!

新型うつ病を一言でいうと、

仕事中にうつになり、会社の外では元気

だそうです。

まるで怠けているように聞こえるこの病気ですが、本人の悩みは深いもので、関わりのない人が思うほど簡単な事ではありません。

そういうところも、不登校と似ています。
家では、元気だけれど、学校に行くとなったら、「人が変わったのでは?」と思うほど、別人になる。

不登校の場合、原因は簡単。その行った先である学校にイヤなことがあるからです。 口では、行きたい!と言っても、体はイヤで拒絶をしている。

その心をひも解くと、「その学校に所属してその中の一員でいたいけれど、その学校でしていること、もしくは、その学校のメンバーと一緒にするのがイヤ。」 となります。

その場所に対しての拒絶、その場面に対しての拒絶です。

私は、大人のうつは、職業を変えるのが有効だと思います。

子どもにしても、同じです。その場所がイヤだと言っているのですから、そこから離れて、別の学びの方法を考えれば解決することです。

そうするのが良いと思っているのだけれど、できないのは、もう一つの心である、その学校の一員でありたいという気持ちがあるからでしょうか?

学校の一員である長所は何なのでしょうか?
安心?・・・・それは、誰の安心ですか?親がそこにいると安心するの?子供自身がそうなの?
プライド?・・・・努力して入学した学校だから、切り捨てられない?

親子それぞれが、そのこだわりについて考えてみると良いと思います。

安心についても、プライドも、本人の望むような将来、親が満足するような将来が得られると思ったら、こだわりは捨てることができます。元気学園や自活館の生徒たちがそうです。 将来が見えると、急に明るくなります。

代わりのものとして、何を与えるか?、誰が与えてくれるのか?
今の学校にこだわるより、このような新たな課題に目を向けないと、不登校の三つの壁が、どんどん大きくなってしまう・・・・・(三つのイヤの壁については、「不登校になったら最初に読む本」に詳しく書いています)

不登校の子どもに、将来を与えてくれるような環境を整えているところは、全国的にもごくわずかですので、探すのが一番難しいのではないかと思います。

しかし、それに負けずに、ぜひ、子どもにあった環境を与えてくれる人を探してください。

心の病にみえるものは、本人の問題もあるけれど、その隣にいてくれる親切な人がいてくれるかどうかがとっても大きいです。

 

あーーー、自活館でのクエスチョン、 「人と一緒にいられる?」という問いに戻ってきてしまいました。

 

人と一緒にいられる自分か、また、自分と一緒に居てくれる人がいるかどうか。

これって、不登校問題にとって、ものすごく重要なことです。

外に出て行くのって勇気がいる

写真 3 (5) 知らない人の中に出る練習として、パソコン教室にでも行ってみようと、スタッフに付き添われて出かけていきました。

帰ってきたら・・・・暗い・・・。

昼食後、食器を洗っている時に、「大丈夫?」「大丈夫だよ。」と励ましていると、

「人が怖い・・・」うるるるる、と泣き出しました。

でも、その様子を見て、ああ、大丈夫だなと思いました。

というのも、今までは、ただただ泣くだけで、人前で自分の気持ちを言うなんてことは、一度もなかった。
自分の気持ちで目一杯で、人のアドバイスも受け入れる余裕なんて全くありませんでした。

それが、初めて、周りにみんながいるときに、「人が怖い」と言ったのです。
心の窓が開いているのです。

すごいね、ようやく、泣く以外に自分を表現できるようになって。

もちろんそれには、お母さん代わりに付いていってくれるスタッフがいたから、できたこと。
一人で行かせようか?という話も合ったのですが、一人じゃ無理だね。また、何かあったらこわれてしまうから、絶対についていった方がいい。
スタッフ間での話し合いでも、そうなりました。

「安心するまでついていってあげるから大丈夫だよ。」と言ってくれるスタッフがいて心強い。
次の日も付き添ってくれます。

帰ってきた顔を見たら、ニコ。

「どう?」と尋ねると、「今日は簡単でした」。

「大丈夫そう?」、「はい」
「まあ、先生付いていってくれるからね」と言うと、

「来週からは、一人で行けます。」

初めての事に怯えが強い、慣れるまでが怖い、不登校や引きこもり状態が長くなればなるほど強くなっていきます。
こんな気持ちを理解しつつ、前に進めるようにサポートするのは、家族の力も、他人の力も両方が必要です。

 

不登校って新型うつ病とそっくり

写真 2 (4)世の中で増えているという新型うつ病。
聞けば聞くほど、知れば知るほど、

「不登校にそっくり!」

不登校の大人バージョンです。

不登校は学校意外ではとっても元気。だから、休みの日には、普通なんです。

同じように、新型うつ病も、仕事以外の遊びに行くときには、とっても元気。

元気学園のノウハウは、大人にも使えるということだし、逆に、今、しっかり不登校に取り組めば、新型うつ病のような状態が回避できるということです。

あー、それにしても、不登校って、人生につながる大きな問題。

ぐずぐずする期間が長くなればなるほど、逃げる心を大きく育ててしまいます。
そうなったら、解決からは遠のくばかり。

早く対処すれば、問題は大きくならない。いい先生に出会って、一生懸命すれば確実に解決の方に向いていきます。

不登校とネット依存の深い関係

P1010952Q. 不登校になってから、寝ているか、ネットをしているかのどちらかです。

毎日長時間、ネットにかじりついて、それがないと不安のようです。ルールを決めて使わせようとしましたが、できずじまいです。ネット依存症のようになっています。

どうすればいいのでしょうか?

A. ネット依存症は、今社会的な問題になっていますね。

子どもに一旦起こると、すぐには解決しにくい問題になってしまいます。

依存症というと、アルコールはよく知られているように、それとうまく付き合えるようになるには、たいへんな力を必要とするものですが、依存症=精神的な問題があるとは言い切れません。

不登校の子どもの場合、「暇だから。」というのが一番の理由です。

ですから、取り上げたとしても、代わりのものがなければ、やっぱり暇なので、そこに戻ってしまう。

赤ちゃんのお守りをするのと同じで、暇で退屈で、つまらなくて、時間をもてあそんでいる子どものお守りを、誰がするのか?

ここに重要な問題があります。

まず、依存症となるもの代わりに、誰が相手をするのか?考えてみて下さい。
ネットの代わりにテレビに任せて楽しよう!なんてことは、なしですよ。子どもの相手をするのは、楽じゃないのです。自分の時間を削るなど、犠牲は払わねば!!

元気学園では、それを、「人がする」ことで、解決を図っています。
スタッフの時もあれば、生徒同士の時もある。どうであれ、人がする。

人間の相手を、テレビやゲーム、コンピューターがする時代ですが、やっぱり、子どもの相手は、人でなければ、健全な人格は育たないと思います。

人が、子どものさみしい気持ちを癒すのです。

このところ来た生徒たちは、みな、家にいるときは、ネットやゲームに浸っているということですが、学園生活をすると、そんな暇もありません。

学生が学生らしい生活をする。サッカーしていると、その時間だけでも忘れます。その中で、しゃべり相手が常にいて、仲間の中で、心をつくっていく。

こんな時間を過ごしているうちに、少しずつ、少しずつ、「それがなければ一時も過ぎない」というものを心から切り離していくのです。脳の記憶から、過剰なゲームやネットを消すという作業をしています。

あとは、日柄が薬。薄らぐのを待つのです。こうして、頭の中を支配していたものが消えていく子供がほとんどです。
これが、常に人が周りにいるコミュニティーの中にいる、寮生活のよいところです。

しかし、一部には、本当の意味での依存症の子がいますので、それには、依存症に特化した治療が必要だと思います。家から離れられない人は、それに合わせた治療法を考えてみるとよいのではないでしょか。


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