★働くための練習をしよう「自活館」

自活館について

IMG_0105
長い間人に出会うのが嫌になってしまったり、外にでられなくなってしまっている場合、どうすればそれを解消して、社会的な役割を得ることができるのでしょうか?
学歴や容姿などのコンプレックスでがんじがらめになってしまってしまっている心はどうすれば解きほぐせるのでしょうか?
人間不信を解消するにはどうすればいいのでしょうか?
自分の心の中にあって、自分が「こうでなくてはいけない」と思いこんでいるこだわりは大きな壁となって立ちはだかります。その壁を乗り越えるにはどうすればいいのでしょうか?
誰かのせいにしても何も変わらず、時間だけ過ぎて、焦りと絶望が交互にやってくる。
こんな気持ちから、前向きな一歩を踏み出すための手助けをしているのが自活館です。
自活館は、これらのことを乗り越えられるようにするには、原因を他人に求めて、周りに変化を望むだけではなくて、自分自身に力を付けて、自分が変わるのが一番いい方法だと考えています。

数年前にはできていたことができなくなって、その前は、朝起きて学校に行っていたのに、それもできなくなって、昼夜逆転、夜眠れなくて昼間起きている のが辛い、食欲がないなどの体調不良も伴って、どんどん自分の居場所がなくなっているような不安を抱えている人やその家族のために、社会に適応するために は、どんな訓練をしてサポートをしていかなければいけないかを探ってきました。
職場体験施設としてドライブインを経営し、最初は朝起きて、時間通りに来ることが難し く、1日動くだけの体力がない、人と接するのが怖い、電車で出会う人が自分の事を噂しているような気がする、と働くために、様々な困難を伴うことを知 り、それを最短コースで解決するために、寮を備えました。その効果は、親と離れることでの生活習慣の乱れや健康の改善、自立心の芽生えには、絶大な効果がみられます。しかし、実力はすぐにはつかないので、それを毎日のリハビリのような練習や、能力開発、まわりのスタッフ達の支えによって普通の職場で勤まるようなシステムをつくってきました。

意欲がないから、働かないと思っている人が、あまりにも多いのですが、若者たち「働きたい」とは思っています。では、なぜできないのかというと、その原因の一つは、体力がなくて、続かないのです。
意欲よりだるさが勝ってしまうのです。
健康や体力については、医師と強力なタグを組んで、きちんとした検査をして、健康改善をしています。
がんばれない原因が体にあると分かると、本人も救われるし、また、家族も、解放される。
「もっと早く気付いていれば」「もっと早く気付いてあげられれば」、そんな気持ちになります。
引きこもりや社会にうまく順応出来ない人のためには、働けるようになるための練習場所が不可欠であると思っています。しかし、そのような場所があまりないのが現状です。
気持ちだけでは解決できない、実力という部分に目を向けた教育をした結果、ここで、力を付けて、働けるようになった人たちがたくさんいます。この人達も、最初は、家から出て来 れなかったり、家族との軋轢で悩んでいた人たちです。
お仕事が楽しくなって給料をもらえるようになれば、親にも子にも笑顔が戻ってきます。


サイトマップ

PAGE TOP