お茶栽培のお手伝い
地元の特産物、静岡茶栽培をお手伝いしていた時の記録です。
(現在は販売しておりません)
静岡の市街地から安倍川に沿って30キロ北上したところにある有東木地区の茶葉です。
有東木は、国産わさび発祥の地。水がきれいだということです。
豊富な湧き水と、澄んだ空気、そして、肥沃な土壌から生まれたお茶をどうぞ、ご賞味ください。
お茶には、リラックス効果・食中毒予防・生活習慣病予防・ダイエット効果など、体によい様々な効能があり、注目されています。
話変わりますが、私の研究テーマは、脳の神経伝達物質の酸化でして、様々な物質の抗酸化力の測定をしました。抗酸化力というのは、いわゆる体を老化から守る力ですが、これが、お茶に含まれているカテキンはとっても強いのです!
若返りの力があるということです。
さらに、緑茶は、抗酸化剤であるカテキンだけではなく、ビタミンCも補給できます。
美味しくて健康にも良い静岡茶をぜひ味わってみてください。
お茶畑からのお便り!
自活館&元気学園のお茶が、どんなところで、どんなふうにつくられているか、生徒が写真を撮って来てくれたので、紹介します。
新茶のシーズンになりました。今年も、販売しますヨ、自活館&元気学園のお茶。
このお茶が栽培されているのは、静岡市の有東木地区。緑の中に集落があります。
きれいな湧き水と、澄んだ空気、肥沃な土壌、静岡の太陽とで、元気に育ったお茶です。
場所は、静岡の安倍川に沿って、北に北にと車を走らせます。
北に向かって静岡市街を抜けて、あるところに、「これが最後のコンビニです。」との広告。
そこから、先に行くと、静岡市民にとっても、いなか!で〜す。 あっつ、すみません、いなか・・・ではなく、「のどか」でした。
さらさらと小川が流れています。
なんと、ここ有東木地区の山葵(わさび)は徳川家康公に献上され、その珍味を賞賛されて、天下の一品として門外不出のご法度品になったんですよ。
なんといっても、徳川家の家紋は、葵(あおい)ですからね。
山葵とも縁が深い。 山葵栽培を支えているのは、豊富な湧き水。。
静岡は、サッポロやコカコーラなど日本を代表する飲料メーカーが集まっているのですが、安倍川流域の湧き水 を利用しているそうです。
お水がきれいだからなんですよね〜。
さて、集落の周りは、一面のお茶畑。
この光り輝く茶葉、見てください!このスプリンググリーン色が目に入ってくるだけで、何だか元気が出てきちゃいます。
今回販売する「特選」という方は、すべて手摘みのお茶なのです。 有東木の手摘み茶は高級茶として有名なのですよ。
こちらは、機械で茶葉を摘んでいる所。
お茶の木が、こんもり山の形になっているのでカーブの右側、左側と二度に分けて茶摘みをするそうです。
色が一段と美しくなります。 その後、揉んで乾燥させて仕上げてしていきます。
そして、最後に、袋詰め。みなさんのお手元に届くもの、まさにこれが、写真の品です。
お茶の産地、冬の有東木の紹介です
さてさて、冬の有東木の様子も少し。
お正月には餅つき。男衆がぺったんぺったんついていきます。
このあたりは、のし餅。姫路育ちの私は、丸もちしか知らなくて(関西は丸もちなのですよ)、この切り餅を見た時、なんて大きな!と驚いてしまいました。
地元では、おばあちゃんが、ちぎってくれたのを、大勢で丸めるのが年末行事でしたが、この切り餅は、手間がかからないのがいいですね。
写真のこの大根、無造作に置いてあるように見えますが、大役を果たしています!
お餅を切ると、餅が包丁に付いてしまって、包丁の運びが悪くなりますよね。そこで、この大根を切ると、包丁のでんぷんも取れて、お餅がスッと切れる。
お餅→大根→お餅→大根って具合に切るそうです。
大根のジアスターゼがよいのでしょうか?グッドアイディアです、知恵ですね。
お餅だけではなく、そば打ちだってしてしまいます。
こちらは、おじいちゃん作。この大きなそば打ち台というのでしょうか?普通の家にはありませんね。
山葵も寒さから守り、来る春を待ちます。
有東木は蝋梅でも有名なんです。マップの蝋梅園チェック!2月頃に、黄色い花を咲かせます。見応え抜群です。これは、蝋梅の実。たっぷりとした大きな実、残念ながら食べられませ〜ん。 |
唯一のカフェというか、休憩処。なんと、お茶シーズンの繁忙期はお休みです!暇な時に行きましょう〜 |
このステンドグラス、お父さんのお手製。「静岡ってステンドグラスのお店あるよね、例えば、あそこ。」と言ったら、「そうそう、あそこで習ったんです。」あそこで通じちゃいましたが、鷹匠あたりのあのお店で、ばっちり正解でした。 |
ここは、有水園。有東木マップをお持ちの方、チェックしてください。このお向かいに、唯一の休憩所があります。 |