Q. 子どもが、学校に行かないといつ言い出すのかと気が気ではありません。
不登校になりそうなのですが、食い止めることはできますか?
A. 学校に行っている時間の事は、お母さんはよく分からないので、家に帰ってきてからの事を考えてみましょう。
まず、家に帰ってきてから寝るまでの時間を書き出してみて下さい。
月曜から金曜日まで+土日も。
これで、おおまかな時間の使い方が分かると思います。
不登校になるのを防ぐために、お母さんができることは、
でっきるだけ、子どもが学校で困らないようにしてあげることです。
宿題や明日の準備は、余裕をもって早めに終わらせてしまいましょう。
前の日のうちに、そのまま出発できる状態にしておくことです。
朝、じたばたする家庭で多いのは、9割がたはできているのだけれど、もうちょっとのところ。例えば、名前を書いていないとか、かばんに入れていないとか、ほんのちょっとのことですが、それが、面倒をひきおこすことがあります。
まるで、おこちゃまのことだけれど、忘れ物が多い子どもって、スタート地点で出遅れてしまうわけですから、子どもが足りないところは、親が補ってあげるしかないですよね・・・・・(時間が守れない悩み、スタートで送れない)。
簡単な事だけれど、一人でできない子もいる。
また、一人でする能力はあるけれど、見てないとなかなかしない。・・・・こんなタイプもいます。
子どもの能力に合わせて、一人でできないことは、手伝ってあげるしかないですね。
生活のリズムがくるっていくのが、不登校の特徴です。
あれをしない、これもしないと子どもに腹を立てずに、まず、どうしたらできるようになるか考えてみましょう。
1番にすることは、家に帰ってきてから寝るまでの時間の過ごし方を書き出すこと。
2番目は、何を手伝ってあげて、何を手伝わずに自分でさせるかを分けてみること。
これらを実践してみて下さい。
書き出してみるだけで、いろんなことが分かると思いますよ。