★不登校・ひきこもりの為の社会適応施設「フリースクール自活館」

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不登校の子は、どうして、寝てるのに「疲れた」と言うの?

 P1010591Q. 学校を休みだして、注意しだしたらきりがないし、言わなければ、好き放題になってしまいます。
朝遅くまで寝ているのに、どうして、毎日「疲れた。」というのでしょうか?

A. 何かをさせるのと同じくらい、上手に休ませるのも難しいことです。

元気学園では、平日より、日曜日の過させ方の方がずっとスタッフの悩みどころ。

上手に休ませるには、子どもの脳と体の両方に目をむけます。

休むとなると体の疲れを思うのですが、不登校の子どもたち、家でじっとしている子どもたちの疲れは、体ではなく脳にあります。

人は、脳が疲れているのか体が疲れているのかの区別はつきにくいです。
どうですか、分かりますか?私は、分かっているつもりでも、たまに、全然分かっていないと気が付く時があります。
大人が分からないのですから、子どもは、もっと分からないでしょう。

部屋にいるだけなのに、ネットや、漫画などで、興奮していて、それが脳を休ませない。

体を動かして、体を疲れさせて、また脳を疲れさせてとバランスが取れればいいのですが、外に出ないとなると、体は疲れないので、よく眠れないから、ネットに接続する、すると、さらに興奮するとの悪循環です。

元気学園の寮生活では、この循環を断ち切ることができるのですが、そういう環境、ありますか?

家族が誘ったら、散歩に行くのであれば、それもよし。
決して外に出ないのであれば、家でストレッチをしたり、筋トレをするとよいかも。

女の子なら、お母さんと一緒にTRFやカービィーダンス、コアリズムなども良いと思います。
男の子は、腹筋や腕立てなど、たった10回でもよいのでするとよいと思います。

家にいて、できることは限られています。
大きな成果はないにしても、体の衰弱や生活習慣の乱れは少しは、抑えられます。
「しないより、したほうがまし」くらいの気楽さで取り組めば良いかもしれません。
続けられたとしたら、効果はあります。

もし、根本的に直したいのであれば、疲れやすい体を直すことは得意分野ですから、どうぞ、ご相談ください。

悩みは夜にやってくる;不登校と睡眠の話

IMG_4516Q. 子どもが夜更かしをするようになって、次第に朝起きるのが遅くなっていきます。

また、顔色も悪く、ちょっとしたことで腹をたてて当たります。

学校で何かあるのかと心配です。

A. 子どもたち、学校で何かあったり、心に気にかかることがあると、夜遅くまで起きるようになります。

すると、さらに、不安が増長します。悩みというものは、夜やってきます。ココ、ポイントです!

夜、考えることがあるから、眠れない、じくじく考えるからより一層不安になる。この負のスパイラルで、どんどん悩みが深くなっていきます。

だから、できるだけ早く寝かせるようにすること!
不安がそれ以上増長しなくなります。

子どものああでもない、こうでもないの言い訳を聞き出すと早く寝かせるのはたいへんです。しかし、次におこるたいへんなことを予測できれば、早めに寝かせるくらい、大した労力ではないかもしれません。

うちの生徒たちにしても、心が常に、不安や迷いに苛まれるこどもたちは、寝る時間が遅いですね。
また、自分に降りかかる現実的な問題である、「勉強」とか「進学」が急に差し迫ったと本人が感じた瞬間に、夜寝るのが遅くなっていきます。
この時に、遅くなっても、ある程度の時間で必ず切り上げることができる子たちと、寝なさいと言わないと電気を消さない子では、大きな違いがあります。
前者は、張り切って勉強しているので、そんなに悩みもなく、昼間も一生懸命勉強しています。

しかし、後者は、昼間は、うとうと・・・・そして、夜になって、勉強!と思いきや、実は、参考書をペラペラめくっているだけとか、頭の中は、いろいろとつまらぬことの考え事をしながらなので集中なんてしていません。昼間しっかり勉強しないから、逆に焦って夜勉強しようとするのですが、それが、逆効果となって、深みに入っていきます。常に集中できなくて、不完全燃焼だから、疲れないし、充分勉強した気がしないので、ますます夜遅くまで起きて勉強しようとします。・・・・気持ちだけはがんばりたい・・・(^^ゞ。

その様子を見て、「勉強を止めて、早く寝なさい」。なんて、言おうものなら、「勉強しようとしているのに、邪魔する!」とオカンムリ。

本人の気持ちは分からずでもないですが、昼間寝てれば、意味がない・・・・。
昼間寝る状態では、授業中聞いていないから、置いてきぼりになってしまいます。

とにかく、悩みは、夜にやってくる。いまだかつて、夜早く寝て、朝早く起きて悩むなんて子どもには、一度も会ったことがありません。

夜更かしして、昼間眠っている子が、いろんな悩みをもっているというか・・・・、実は悩みは本当に存在しているわけではなく、悩みを自分で作り出していると思う事の方が多いですね。悩みというより、自分の心に宿る不安が、さらに不安を募らせています。

子どもの悩みを深くしないためには、
「早く寝かせる。しっかり睡眠時間を確保する。」

この2点に留意してみて下さい。
学年が上がっても、最低7.5時間は寝かせたいですね。

睡眠時間は、どういう形であれ確保しているので、夜寝ない分は昼間にうつらうつらしているということになります。
実のところ、昼間もじっと観察していると、夜睡眠時間を減らした分、しっかり居眠りしています(^_^;)。

 

不登校予備軍:放課後の時間の使い方

P1000932Q. 子どもが、学校に行かないといつ言い出すのかと気が気ではありません。
不登校になりそうなのですが、食い止めることはできますか?

A. 学校に行っている時間の事は、お母さんはよく分からないので、家に帰ってきてからの事を考えてみましょう。

まず、家に帰ってきてから寝るまでの時間を書き出してみて下さい。
月曜から金曜日まで+土日も。
これで、おおまかな時間の使い方が分かると思います。

不登校になるのを防ぐために、お母さんができることは、
でっきるだけ、子どもが学校で困らないようにしてあげることです。

宿題や明日の準備は、余裕をもって早めに終わらせてしまいましょう。
前の日のうちに、そのまま出発できる状態にしておくことです。

朝、じたばたする家庭で多いのは、9割がたはできているのだけれど、もうちょっとのところ。例えば、名前を書いていないとか、かばんに入れていないとか、ほんのちょっとのことですが、それが、面倒をひきおこすことがあります。

まるで、おこちゃまのことだけれど、忘れ物が多い子どもって、スタート地点で出遅れてしまうわけですから、子どもが足りないところは、親が補ってあげるしかないですよね・・・・・(時間が守れない悩み、スタートで送れない)。

簡単な事だけれど、一人でできない子もいる。
また、一人でする能力はあるけれど、見てないとなかなかしない。・・・・こんなタイプもいます。
子どもの能力に合わせて、一人でできないことは、手伝ってあげるしかないですね。

生活のリズムがくるっていくのが、不登校の特徴です。
あれをしない、これもしないと子どもに腹を立てずに、まず、どうしたらできるようになるか考えてみましょう。

1番にすることは、家に帰ってきてから寝るまでの時間の過ごし方を書き出すこと。
2番目は、何を手伝ってあげて、何を手伝わずに自分でさせるかを分けてみること。

これらを実践してみて下さい。
書き出してみるだけで、いろんなことが分かると思いますよ

不登校になったら、生まれた頃の写真を見よう

IMG_0154 Q. 子どもが不登校になり、家中のリズムがくるっていく感じです。
子どもは、学校に行くようなことを言っても、決して学校に行こうとしません。

親ができることは何ですか?

 

 

A. 学校という枠をいったん外して考えてみると良いですね。

 行けない学校に、無理していかせようとするのは、子どもを追い詰めることになりますから。行かないには、必ず理由はあります。困った時には、原点に戻りましょう。

有史以来人間がしてきた生活までもどりましょう! まず、子どもが生まれて一番重要だったことの優先順位に立ち返ってみましょう。 1番は、食べさせる!ですね。 親ができることは、おいしいご飯を作ることです。
子どもが、食べようが、食べまいが、作る。
「愛しているよ、大切なうちの子なんだよ。」と伝えてあげるメッセージになると思います。 機嫌よく作ってあげてください。機嫌よくというのは、子どもに媚びるのではなくて、「わが子の力になれるのはうれしい。」という母の気持ちが、母自身のご機嫌をよくしているのだと伝わるように。 不登校の子どもたちが、学校や社会で活躍できるようになるためには、第三者の介入が不可欠です。
不登校の原因は、心の問題ではなく、本人の実力の問題ですから(不登校の原因と対応方法)、子どもの能力を高めることができる第三者に出会い、わが子を引き渡すことが必要です。
これは、家では治せないこと。 でも、家から出すのは、家族しかできないことです。 気持ちよくその第三者に子どもを引き渡せるようにしていくのは、親の愛情が土台となります。 そのために、親子関係を修復していかなければ! 生れてきて、嬉しかった頃の写真を見返してみてください。きっと、愛情を再確認できますよ。

 

子どもが不登校になったらどこに相談すればいいの?

IMG_5977Q. 子どもが不登校になって、どこに、どのように相談すればいいかわかりません。
学校の先生に言っても、「いつかよくなるのでは?それまで待ちましょう。」といった曖昧な返事だけです。本当に、待っていてよいものなのでしょうか?

A. 元気学園でした、父母へのアンケートでは、どこに相談に行っても、最後には、「待ちましょう。」、「しばらく様子を見ましょう。」となってしまって、ただ時間が過ぎるのが怖かったので、相談所や、カウンセリング、フリースクールなどネットを利用して、「自分の力で探した。」というのが、圧倒的に多かったです。

教育委員会などの相談担当から、直接聞いた話では、「相談する場所や、病院など、指定されているところしか、自分の立場では言えません。実際に、もっとその子にあった、民間の施設があっても、残念ながら、紹介はできないんです。」ということでした。
友人でも、その仕事をしている人たちが多くいますが、みんな、同じ事を言っています。どの地域の教育委員会でも対応は同じだと思います。

小学生や、中学生といった義務教育期間には、相談にはのってくれるけれど、卒業してしまえば、「担当ではありません。他の部署を紹介しますから、そちらに相談に行ってください。」となってしまいます。
子どもにどんなことがあろうと、最後までずっと我が子と寄り添うのは、親です!秋田
ですから、中学・高校の時間は、子どもが最も能力を得る時期なので、ネットなども利用して、子どもの問題を解決してくれるところ、子どもに合ったところを、一生懸命探すのが良いかと思います。

不登校の子どもたちをたくさん見てきて、また、その親御さんとも面談して思うことに、まず、親が本気にならないと、問題は解決しません
だから、我が子に合う施設、本当に問題が解決できるようなところに、自分の足で出向き、その施設の理念や考え方を自分の耳で聞き、臨界期である、子どもの大切な時間を託せるかどうかを判断すると良いかと思います。
パンフレットやネットの書き込みだけでは、わかりませんね。
そこに、どんな人(指導者)がいて、どんな子どもたち(友達となる者)がいるのか、自分の子どもをその仲間にいれたいのか、親の目で確かめるのが一番です。

ポイントをまとめると

情報は、自分で集める。
親が本気になる。
自分の足で、その場所に行ってみる。

最後のアドバイスとして、不登校は、待たない方が良いと思いますが、待つのにも待ち方があります(年間1000件以上の相談を通して思うこと:桃太郎症候群)から、こちらを参考にして下さい。

 

子どもが元気になるための脳内物質

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元気学園のブログからバトンタッチして、自活館に移動してきました。

日本平キャンパスを散歩していると、ウキウキした気分になります。

お花たちもお出迎えしてくれます。

まず、すぐに目につくのが、鈴なりのきんかん。

これは、秋からずっと春まで実っているという、長い収穫物。

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子どもたちも、ここに来ると必ず、とって食べてみるという、おやつです。

なぜか、このあたりに集合してしまう場所でもあります。

写真でわかりますか?

数本しかないのですが、ものすごい数が成るのです。

IMG_5741IMG_5744ふと畑に目を向けると、そこには、大根君が首を出しています。引っこ抜いてみると、するっと抜けて、簡単なものです。

日本平組たちが、植えたのだと思いますが、冬休みで、収穫の時期を逸してしまうかも!!

夕飯のおかずに、ふろふき大根にしたら、”めちゃうま”でした。

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ふと見ると、いちごが赤く色づいています。

露地ものですね。

おやっ、さっき買ったイチゴはビニールハウスもの。

外で自然

にいちごが成るという事は、ここは5月くらいなのでしょうか?

とって食べてみると、先ほどお店で買ったのより、甘かった〜!

IMG_5785てくてく歩いて散歩すると、柚子の木発見!これも鈴なりです。

写真では、ビニールハウスが遠く見えるのわかりますか?

教室に、程よい大きさのさつまいもが残っていると思ったら、日本平チームが、「今度、日本平に行ったら焼き芋をしようね!」と、たくらんでいたという事です。

子どもを昼間活発に動かすと、セロトニンやドーパミンといった脳内物質がバランスよく分泌されます。

セロトニンは、夜になると睡眠ホルモンであるメラトニンに変わるので、ぐっすり眠れることになります。

ぐっすり眠ると、すっきり起きれて、また昼間活き活きと生活できる。そうしていると脳が動き出すので、勉強するのが、苦痛でないし、集中力も持つという良い循環になっていきます。それを生み出しているのが、日本平キャンパスでの活動です。

今年の初めに、日本平キャンパス自身が、誇らしげに、「こんなにいいところなんだよ。子どもたちを元気にしてみせるよ。」と言っているようで、素晴らしい1年の始まりとなりました。日本平キャンパス効果

また、新しく来る新入生たちが、ここで元気になっていくことでしょう。

お世話になります、日本平キャンパスさん!

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不登校の子どもが、黙ってしまった時の対処法

IMG_0667Q. 1年以上不登校をしています。しかし、中3のこの時期になって、高校の話を始めると、最初は、「行きたい」と言っていたのですが、具体的なことになると、黙ってしまいます。ただ、どうしたいのか、気持ちを聞きたいだけなのに、返事もしなくなるんです。関係ない話なら、のってくるのですが。
高校には行って欲しいし、でも、今のままならまた行けなくなると思うので、どうすればいいのでしょうか?

A. 高校進学しなきゃ、日本人じゃない!!ってほどの勢いで、子どもに詰め寄るのはやめましょう。
「いえ、そんな、詰め寄るなんて・・・」とみなさんおっしゃいますが、

「どうするの?、ねえ、どうするの?」「応えて」というのが既に、ものすごーーーく詰め寄っています。
子どもは、切れたり暴れたりしたとしても、お母さんのことをかなり怖がっていますよ。子どもの言葉をそのまま受け取って、真面目に対処しすぎると、逆に子どももたいへんなのですよ(お母さん、その真面目さが怖いんです)。

相手が何も言わないということは、「絶対、イヤ!!」と言っているも同然なのです。

だから、聞くのを止めましょう(だって、イヤって答えているのですから・・・(-_-;))。

中3に拘わらず、不登校の子どもたちって、イヤなことを前にすると、黙ってしまいます。
それは、言葉に発しないだけで、心では、拒否なんです。

それより、1年も行っていないとなると、勉強もしていないし、体力もスピードも同級生と同じことができるはずもない。

それを、「できる」と信じてしまうところに、大きな落とし穴があります。
目をそらさずに、現実に目をむけましょう。それが、解決方法の入り口。

落とし穴なんて、キツイ言い方と、気分を害される方もいるでしょう。
しかし、不登校問題を、先延ばし、先延ばしにしていると、親子は、今の何倍もつらい現実に遭遇することに。
次には、入学したものの高校に行けない、大学にはどうにかすべりこんだけれど、すぐに行けなくなった。引きこもる、働けない・・・・。
働けないという苦しみは、高校云々と言う、学校どころではありません。
先の人生を左右する一大事です。

この問題、心底、親子が互いに疲れ果てるほどのものなのです。

こちらの方が、親子にとって、ずっとつらい現実です。

だから、高校生の3年間の過ごし方が重要です。不登校の中学生が高校進学する時考えておくこと
どうやって、人の中に出て行って半日程度一緒に居られるようにしたり、学んでいない勉強をしたり、一日起きて居られるだけの体力をつけるということに目をむけると良いと思います。

中3生なら、まだ、充分親がサポートできると思いますよ。腰を据えて、対応すれば大丈夫。
一旦、学校と言う枠を外して、親子で、子どもが生き生きと活発に過ごせて、しかも、しっかり実力をつけられる場所を見つけましょう!

友人とのトラブルで不登校に

IMG_2126s_tateQ.友人とのトラブルで不登校になりました。休み始めてから、体が痛い、声が出ないなどの不調を訴えます。
病院に行っても、問題なしと言われて、心療内科に連れて行きました。薬をもらいましたが、ずっと寝てばかりになり、行くのをやめてしまいました。
この先、どうしたらいいかわからないのですが、様子をみておいた方がよいのでしょうか?

A.こういう場合、友達とのやり取りで、「傷ついた」といった、子どもの気持ちばかりに目が向いてしまいます。

しかし、本当に心が原因で、身体の不調がでているのか、逆に、体の不調があって、イライラしていて友達の一言一言にカチンと来てしまって、トラブルが起こっているのか、両方の視点から問題を考えてみる必要があると思います。

不登校の子どもたちをたくさん見てきた経験から言いますと、心の問題より、体がだるいとか、頭痛がするとか、体のどこかが辛くて、常にイライラしている。だから、ちょっとしたことも気になって、人間関係がトゲトゲしくてトラブル発生ということが意外と多いです。

もしかして、体調不良が原因かも?と思うようでしたら、元気学園が得意分野です。

それが心の問題だと思う場合、子どもの認知の問題にも目を向けてください。
相手の言っていることを正しく受け取っているかどうか。
一言で言うと、受け取り方です。
友人関係のトラブルの場合、互いの言い分を聞いてみると、相手からすると、「そうは言っていない」というように、言葉を全く違えて理解していることもあるし、誤解もあります。

だから、友達問題は、我が子の言い分だけを聞くのではなく、相手の言い分も聞いてみないと分からないですね。

認知の問題は、お母さんと子どもとの日常生活のやり取りの中で、言ったことが正しく伝わっているかどうかでも判断できます。
ただし、本人が気に入ることではなく、好まない話をした時の様子ですよ。
嫌なことを言った時こそ、よくわかります。
言葉を無視するとか、自分の都合のいいように変えてしまうとか、腹を立てて怒り出す。
ということがあったら、学校でも同じでようにしているんじゃないでしょうか。

そういうことにも目を向けると、より子どものことが、よく理解できて、解決に近づくと思います。

本当に一方的に相手が悪いのであれば、学校を変わるといいですね。
もし、学校を変わっても解決しないのであれば、すぐに、本人の問題に目を向け、解決方法を考えましょう。

薬が増えて寝て過ごすようになってしまいました

IMG_1219Q.不登校になって、子どもの様子がおかしいので、病院にかかって、今の困っている状態を説明しました。
すると、向精神薬や睡眠導入剤など、どんどん薬がふえていっているのですが、一日寝て過ごしてばかりで、大丈夫なのでしょうか。心配になってきました。。

A.まず、なぜ薬が多くなっていくかについてですが、
ズバリ、薬の量は本人もしくは、お母さんの訴えの多さに比例します。
眠れない、不安になる、家で暴れている、言うことを聞かずにドシドシ歩いて威嚇する、急にかんしゃくで怒り出す・・・・いろんな訴えをすると、それに合わせて、一種ずつ薬が増えていきます。

抗うつ剤や、脳を眠らせてしまうような薬は、あまりよくないと考えています。
しかし、薬すべてを否定しているわけではありません。その薬が、必要な人もいます。
一方、相談を受けていて、本当に、その薬が必要なのであろうか?と思う人も多いのも事実です。

10代は、自分の能力を開発していく年齢です。その時期に、神経伝達の状態をマヒさせるようなことは、よいことだとは思いません。また、脳を眠らせておくような状態におくことで、知識を習得するということが、全くできなくなってしまいます。
だから、この年齢においては、薬が良くないと思うのです。

うちの生徒の父母には、医師をはじめとする医療関係者が多いので、薬の使い方について2パターンに分かれます。
1. 向精神薬など、良いと思われるものを一通り、すべて試してみた。
2. こわくて使えない。
のどちらかです。
一通りいろいろと試してみたというドクターは、うちの子には「効かない」という結論にいきつきました。
とおっしゃっていました。

化学的な観点から言いますと、向精神薬がなぜ効いているかはよくわかっていません。ただ、麻薬と化学構造が似ているものが多いので、似たような作用を起こしやすいのではないかという考え方があります。

心の不安を鎮めるために、薬の代わりに効くものがあります。
それは、人です。
一緒にいてくれて、話を聞いてくれて、なおかつ、本人のけしかけてくる(?!)暗い話に巻き込まれない人。
一言でいうと、うまく構ってくれる人。
そういう人がそばにいれば、薬なんて要りません。

うちの校医の先生も、「元気学園や自活館にいるなら、薬は必要ないけれど、家にいるなら飲まないといけないよ。」といった言い方をします。
それだけ、薬を飲まないといられないような家に何かの原因があるということ、そして、家での一人ぼっちの時間が不安をかきたてるということでもあると思います。
人の目が行きとどき、人が、体温を感じるような距離にいるということが、不安を鎮め、不安で堂々巡りの考えを止めさせ、脳を穏やかにするのです。

脳が、何かしらの成果を得られる方向に働くようにならないと、不登校も、不安症もうつ病も解決しません。
だから、そうなるために、落ち着かせるということがとても大切なのです。
できれば、薬を使わない方向で、解決の糸口を使いたいですね。

社長と専務が同意見、役に立つ人は絶対に辞めさせない

IMG_0514協力工場の社長と専務が来校。
その時に、うちのスタッフが、冗談交じりに、「もし、景気が悪くなって、どうしても優秀な人を首にしなければいけなくなったら、うちで採用してもいいから、その時は言って。」

すると、間髪入れず、
全く二人が同時に、

「ナイナイ、絶対にない。役に立つ人は絶対に首にしない。」

とハモって言葉を発しました(普段こんなに意見が合う二人!?)。
それに続いて、「役に立つ人は、必要だから絶対に最後まで首にしないし、逆に、辞めてもらおうと思うのは、必ず理由があるんですよ。」

なるほど・・・。

生徒たちに、日ごろから、「役に立つ人間になれ」と教えていますが、
これは理想ではなく、実社会から真に要求されていることだ、とこーんなにはっきりと証明されました。

自信を持って言えます。
「役に立つ人間となれ。必要とされる人間となれ」

そうなるための練習をしているのが、自活館であり、元気学園です。
一生を穏やかに過ごすための準備です。
 


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