★不登校・ひきこもりの為の社会適応施設「フリースクール自活館」

不登校とネット依存の深い関係

P1010952Q. 不登校になってから、寝ているか、ネットをしているかのどちらかです。

毎日長時間、ネットにかじりついて、それがないと不安のようです。ルールを決めて使わせようとしましたが、できずじまいです。ネット依存症のようになっています。

どうすればいいのでしょうか?

A. ネット依存症は、今社会的な問題になっていますね。

子どもに一旦起こると、すぐには解決しにくい問題になってしまいます。

依存症というと、アルコールはよく知られているように、それとうまく付き合えるようになるには、たいへんな力を必要とするものですが、依存症=精神的な問題があるとは言い切れません。

不登校の子どもの場合、「暇だから。」というのが一番の理由です。

ですから、取り上げたとしても、代わりのものがなければ、やっぱり暇なので、そこに戻ってしまう。

赤ちゃんのお守りをするのと同じで、暇で退屈で、つまらなくて、時間をもてあそんでいる子どものお守りを、誰がするのか?

ここに重要な問題があります。

まず、依存症となるもの代わりに、誰が相手をするのか?考えてみて下さい。
ネットの代わりにテレビに任せて楽しよう!なんてことは、なしですよ。子どもの相手をするのは、楽じゃないのです。自分の時間を削るなど、犠牲は払わねば!!

元気学園では、それを、「人がする」ことで、解決を図っています。
スタッフの時もあれば、生徒同士の時もある。どうであれ、人がする。

人間の相手を、テレビやゲーム、コンピューターがする時代ですが、やっぱり、子どもの相手は、人でなければ、健全な人格は育たないと思います。

人が、子どものさみしい気持ちを癒すのです。

このところ来た生徒たちは、みな、家にいるときは、ネットやゲームに浸っているということですが、学園生活をすると、そんな暇もありません。

学生が学生らしい生活をする。サッカーしていると、その時間だけでも忘れます。その中で、しゃべり相手が常にいて、仲間の中で、心をつくっていく。

こんな時間を過ごしているうちに、少しずつ、少しずつ、「それがなければ一時も過ぎない」というものを心から切り離していくのです。脳の記憶から、過剰なゲームやネットを消すという作業をしています。

あとは、日柄が薬。薄らぐのを待つのです。こうして、頭の中を支配していたものが消えていく子供がほとんどです。
これが、常に人が周りにいるコミュニティーの中にいる、寮生活のよいところです。

しかし、一部には、本当の意味での依存症の子がいますので、それには、依存症に特化した治療が必要だと思います。家から離れられない人は、それに合わせた治療法を考えてみるとよいのではないでしょか。

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