★働くための練習をしよう「自活館」

不登校になって、一日中横になってばかりの日々。不安です

Q. うちの子は、不登校になってから、見ると、ベッドに横になって、ゴロゴロしています。昼間から眠ってしまっていることもあるし、寝っころがって、漫画を読んだりゲームをしたりしています。声をかけても、動こうとしないし、どうしたらいいのでしょうか。

A. 不登校や引きこもりのこどもたちは、とてもお年寄りに似ていると感じます。
それは、反応や動きがスローモーで、目はうつろ。ぐずりだすと、決して人の意見など耳に入れずに頑固一徹。生あくびがでて、居眠り状態。
心理面からいうと、やる気がない。楽しいことがない。これが原因。
生理的な面から、医師のもとで調べてみると、脳の血流の悪さなどが原因の一つです。血流がよくないから、ぼーっとするのです。

子どもの言葉を代弁すると、「なんか面白いことないかな〜。つまんないなーーーー。」

努力や、つらい事がイヤといって、部屋に逃げこんでいるのですから、楽なことを提案すれば乗ってくるかもしれませんが、それでは、解決からは遠のいてしまいます。何事も、経験する、能力を得るというのは、自分の足で歩かない限り、はじまりません。

そこで、本人に一番負担が少ない解決方法は、環境をかえること。

いい友達といいたいところですが、いい大人との出会いが問題解決の近道です。
友達というのは、年が近く、それは競争相手でもありますから、すぐに競い合ってしまいます。そうすると、また同じように部屋に引きこもってしまうことも。不登校や引きこもりの子供たちは、とても神経が過敏です。もともと過敏かもしれないし、それに増して、学校や社会と隔絶している間に、ますます人の言動に敏感になっていきます。
人生をかえるほどの大きな助けが必要のときは、能力も何もかも子供より勝っていて、いや大人の中でも能力差が大きいのです、その対処をさせたら最も優れているような大人との出会いが、先の見えないトンネルに光をもたらし、自分の足で歩むということを教えてくれます。

 

 

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